運動療法
運動療法
当院では、全身の大きな筋肉をなるべくたくさん使用して、血糖、脂肪を消費する「有酸素運動」、骨格筋量の減少による代謝異常(サルコペニア)を予防・改善する「レジスタンストレーニング」などの運動を、トレーニングルームで指導しています。(入院患者対象)運動療法の目的は、自分の意思で自由に動ける身体を維持することです。 そして糖尿病患者様では、インスリン標的臓器の中で最大の糖取り込み器官である骨格筋の質を保ち、インスリン感受性を高めて膵臓を守り、食後高血糖を予防することにあります。運動を継続して行うことは容易ではありませんが、「運動の目的を明確にする」「無理のない運動目標を設定する」ことで、患者様の一人一人に合わせた「運動のすすめ」をアドバイスさせていただいています。